債務整理に失敗する場合はどんなケース?

債務整理をすれば絶対借金は減りますか?
債務整理をすれば必ず借金が減ったり、なくなったりするわけではありません。
債務整理を成功させるポイントは、次の2つです!
  1. 借金の状況にあった債務整理の方法を知る
  2. 債務整理に強い弁護士に依頼すること

 

まずは、あなたにあった債務整理が何かを知りましょう!
債務シミュレーターなら適切な債務整理の方法、いくら減額されるか、どのくらいの費用が必要かを診断できます!

 

匿名OK!無料で使える債務シミュレーター


⇒匿名で無料診断してみる

 

債務整理が失敗するケース

債務整理には種類があり、自分の借金や家計の状況にあった方法を選択しないと、思ったように借金の減額がされない借金の返済義務の免責が認められないといった可能性もあります。

 

▼債務整理に失敗するケース

  • 債務整理の手続ができなかった
  • 債務整理しても思ったように借金が減額されなかった
  • 債務整理後に借金が完済できなかった

 

 

債務整理の方法別に失敗するケースを紹介していきます。

 

任意整理が失敗するケース

任意整理:
債権者と交渉することによって、将来の利息分のカットや毎月の返済額を減らすことができます。
過払い金があった場合には、払い過ぎた分を取り戻すこともできます。

 

弁護士が依頼を受けてくれない場合

任意整理できるかの相談は可能でも、実際に手続きに入るには次のような目安があります。
・任意整理後の借金残高を3~5年程度で完済可能

 

任意整理は、借金の返済を前提に毎月の返済額を減らしたり、将来の利息をカットします。
なので、任意整理後に毎月の返済を行えない可能性が高い場合には弁護士や司法書士の専門家は手続きすることができません。

返済に当てるのは、本人の収入以外に、家族などからの支援でも大丈夫です。

 

債権者が交渉に応じない場合

任意整理は裁判所を通さずに、消費者金融などの債権者と交渉します。
なので、煩雑な手続きもなく短期間で債務整理できる事が多いのですが、交渉すること自体に法的な拘束力はないので債権者が交渉に応じてくれない場合には任意整理での和解は不可能となります。
弁護士に依頼していれば、裁判での手続に入ることも可能なので、確実といえます。

 

自分自身で交渉することも可能ですが、法律の知識が必要なほか、専門家の代理人がいない場合には交渉に応じないケースも多いので得策とは言えません。

 

司法書士の扱える金額を超えてしまう場合

債務整理は弁護士でも司法書士でも対応可能です。
しかし、司法書士の代理権は、過払い金を含めた借金の総額が140万円以下の場合のみという制限があります。

 

依頼をした後に過払い金が思っていたよりも多く、140万円を超えると分った場合には、140万円を超えた分の過払い金の返還を諦めるか、弁護士に依頼しなおす必要があります。
明らかに過払い金が少額なケース以外は、弁護士に依頼するのが確実といえます。

 

個人再生が失敗するケース

個人再生:
原則として借金を5分の1まで減額することができ、減額後の借金を3~5年で支払いしていきます。
一定の条件を満すことによって、自宅を手放さずに債務整理をすることができます。

 

個人再生の条件を満たしていない

次のような場合には個人再生の手続をとることができません。

・借金の総額が5,000万円を超えている
・将来に渡って継続的に収入を得ていく見込みがない

 

借金の総額が5,000万円を超える場合には個人再生の対象にはなりません。
また、減額後に残った借金を完済する必要があるので収入を得て返済に当てていく見込みが必要になります。

 

病気や怪我なのも含めて、将来に渡って収入を得ていくのが困難な場合には自己破産の方が適切かもしれません。

 

再生計画案が認められなかった

個人再生で借金を減額するには、裁判所に再生計画案を承認して貰う必要があります。
そのためには、専門家に依頼して、減額された借金をどのように返済していくかをしっかりと説明できる計画案の作成が重要になります。

 

返済期限内での返済ができない

個人再生には、返済期限があるのでその期間内に完済する必要があります。
しかし、怪我や病気、リストラによって突然収入を失うこともあります。

 

期限内の返済が不可能と考えられる場合には、債権者によって再生計画の取り消しを裁判所に求められる可能性があります。
無理のない再生計画案を立てることはもちろん、何かあった際はすぐに頼れる弁護士に相談するのが良いでしょう。

 

自己破産が失敗するケース

自己破産:
裁判所によって、借金の返済を免責してもら手続です。
一定額以上の価値がある財産はすべて手放すことになるなどの大きなデメリットもあります。

 

免責不許可事由に該当する

自己破産は、裁判所の免責許可によってはじめて借金の返済義務がなくなります。
手続を開始しても、免責不許可事由に該当する場合には免責が認められず借金は残ったままになります。
免責が認められない理由の一部を紹介します。

  • 借金の理由が、浪費やギャンブルである
  • 自己破産の手続開始後に、特定の債権者に返済を行った
  • 財産を故意に隠した

 

借金の理由が浪費やギャンブルの場合でも免責が認められるケースがあるようです。
まずは、債務整理に強い法律事務所に相談するのがよいでしょう。

 

債務整理で失敗しないためのポイント

適切な債務整理の方法を知る

まずは、自分の状況にあった債務整理の方法を知りましょう!
自分が選択できる債務整理の方法が何で、その中から自分にとって最もメリットのある方法は何かを把握することが大切です。

匿名OK!無料で使える債務シミュレーター


⇒匿名で無料診断してみる

 

債務整理に強い弁護士事務所に依頼する

債務整理はただ手続きするだけではなく、裁判官や債権者に借金の減額や借金の免責を認めてもらう必要があります。
できるだけ有利な条件で債務整理を成功させるためにも、信頼出来る事務所に依頼するのが良いでしょう。

債務整理につよいおすすめの事務所

相談料無料!初期費用0円
そうや法律事務所
⇒そうや法律事務所に無料相談する

■相談の前に!
※下記のご質問はお受けできません。
  • 個人間の借金
  • 税金の相談
  • 差し押さえの相談
  • 本人以外からの相談
  • 他事務所にご相談中の方
債務整理をすると、借金が減ってくれて暮らしが以前よりはゆとりを持って送ることができるようになるでしょう。
しかし、すべてがそう上手くいくとは限らないのです。
中には債務整理をしようと思ったけど、なかなか上手くいかずに失敗してしまうケースもあります。
それは一体どのような場合が当てはまるのでしょうか?
多くの場合は弁護士の方に依頼して、それを手伝ってもらうことが多いと思います。
例えば、債務整理の中でも任意整理を選ぶとほぼこの弁護士に仕事を委託して行ってもらいますから、
時分はほとんど何もすることはないのです。
しかし、弁護士に一任して行ってもらうということはそれだけ自分が楽をできるということにもなりますけど、
その弁護士が仕事をきちんとやってくれない場合には結果的に上手く話がまとまらないケースも出てくるのです。
弁護士の交渉力によって、話が上手くまとまるか?解決に導けるか?ということがかなりありますから、
実は弁護士選びの時点で失敗すると、その後の展開も上手くいかないことは非常に多いのです。
債務整理を弁護士の方に手伝ってもらう場合には、その後のことも考えて経験と実績が豊富にあるような人に頼むようにしましょう。

債務整理に失敗する場合はどんなケース?関連ページ

債務整理のデメリットについて
自己破産をする前に読んで下さい!家族のこと。職業のこと。年金はどうなるの?自己破産は人生の大きな転機となります。メリットとデメリットを検討して、あなたにとって最適な道はどちらかを冷静に判断するために。
債務整理をすると信用情報に載るってしまう?
自己破産をする前に読んで下さい!家族のこと。職業のこと。年金はどうなるの?自己破産は人生の大きな転機となります。メリットとデメリットを検討して、あなたにとって最適な道はどちらかを冷静に判断するために。
自己破産しなくていい?債務整理の種類について
自己破産をする前に読んで下さい!家族のこと。職業のこと。年金はどうなるの?自己破産は人生の大きな転機となります。メリットとデメリットを検討して、あなたにとって最適な道はどちらかを冷静に判断するために。
債務整理後は住宅ローンや車のローンが組めなくなる?
自己破産をする前に読んで下さい!家族のこと。職業のこと。年金はどうなるの?自己破産は人生の大きな転機となります。メリットとデメリットを検討して、あなたにとって最適な道はどちらかを冷静に判断するために。
ヤミ金から借りたお金も債務整理できる?
自己破産をする前に読んで下さい!家族のこと。職業のこと。年金はどうなるの?自己破産は人生の大きな転機となります。メリットとデメリットを検討して、あなたにとって最適な道はどちらかを冷静に判断するために。
結婚前に債務整理するべきか?
自己破産をする前に読んで下さい!家族のこと。職業のこと。年金はどうなるの?自己破産は人生の大きな転機となります。メリットとデメリットを検討して、あなたにとって最適な道はどちらかを冷静に判断するために。
債務整理の際に確認すべき事柄
自己破産をする前に読んで下さい!家族のこと。職業のこと。年金はどうなるの?自己破産は人生の大きな転機となります。メリットとデメリットを検討して、あなたにとって最適な道はどちらかを冷静に判断するために。
ギャンブルが原因の借金も債務整理できるのか?
借金をする理由というのは人それぞれですが、ギャンブルが原因で借金が膨らんでしまうというケースはとても多いものです。 借金を返すためにまた借金を重ね、とても自分で返しきれる額ではなくなってしまったら、債…
債務整理を司法書士に依頼するメリット・デメリットについて
債務整理は、種類によっては自分1人でも手続きすることができます。ですが、書類作成や手続きの複雑さ、債権者との交渉が必要な場合もあることなどから、弁護士や司法書士に依頼するケースがほとんど。特に過払い請…
債務整理後はクレジットカードを作れるのか?
債務整理後は、最低でも5年間はクレジットカードを作ることができないと思っていた方が良く、これは、何らかの債務整理をすると個人信用情報機関に情報が登録される、いわゆるブラックリスト入りしてしまうことに起…
学生でも債務整理できるのか?
学生の方で、借金の返済に困っているという方も、多いのではないでしょうか? 学生の方は、特に学生ローンでの借金で、支払に悩んでいる方が多いように思います。 借金の悩みの相談は学生だと、受け付けてもらえ…
債務整理後、転職は可能か?
債務整理について勘違いしている方が多く 債務整理を行なうと、仕事や住まいまで全てを失うと思っている方が圧倒的に多いのです。 ですから債務整理後の生活について恐れ、借金問題を誰にも相談せずに 少しずつ…
債務整理の弁護士費用の分割払いについて
債務整理の手続きは、債務者本人だけでも行なう事が出来ます。 しかし、難しい手続き続きですし手間の掛かる書類作成なども ひとりで行なわなければならなくなってしまうのです。 個人で行なう場合は、債務整…
債務整理をすると年金はどうなるのか?
債務整理の自己破産をすると借金がチャラになるメリットもあるのですが財産が没収されたりするデメリットもあります。 財産というと住宅や自動車というイメージがありますが年金も財産に含まれるのか気になるところ…
債務整理の流れについて
自己破産の債務整理に関しての手続の流れを説明します。まず初めに、自分が住んでいる住所の管轄にある地方裁判所へ自己破産を申し立てます。通常、1~2ヶ月で、裁判所から破産の審尋の申立があります。審尋の申立…
債務整理を弁護士に依頼するのと司法書士に依頼するのとでは、具体的にどのような違いが発生するか?
債務整理をしようとした時に、ほとんどの方が弁護士に委託するか、司法書士の方に委託するかの選択をします。 債務整理の種類によっては自分で手続きをすることも可能ですが、自分で手続きをしようにも手続きまでに…
債務整理をする場合、口座は凍結されるのか?
債務整理を行うと銀行口座が凍結されるのは事実です。どうして凍結されてしまうのかについて説明します 凍結されてしまう場合は一部の債務整理に限られます。銀行からお金を借りている状態がその条件に当てはまり…
母子家庭でも債務整理出来るのか?
債務整理はどんな方であっても、条件に適していれば行なう事が出来ます。 無職だから債務整理が出来ない、母子家庭だから債務整理が出来ない、アルバイトだから債務整理が出来ない などと勝手に解釈している方も…
起業で借金を抱えてしまった場合、債務整理をすることのメリットとは?
夢と希望と多少の自信を持って、借金をし起業をしたは良いものの 思い描いた理想の経営には至らず、借金がどんどん膨らんでいってしまっている と言う最悪の状態に陥っている経営者は非常に多いのです。 不安要…
債務整理を司法書士に依頼するとかかる費用はどれくらい?
債務整理を行う上で自分で手続きをすることも可能ですが、それまでにある程度必要な知識が備わっている事が条件となるので、素人が債務整理を行う場合は司法書士、あるいは弁護士に任せる事がほとんどです。 債務…
債務整理をすれば、借金は完済出来るのか?
債務整理を行なう事により、借金を完済する事は可能です。 しかし全ての債務整理がそうと言うわけではないのです。 個人再生を選択した場合は、住宅ローンなどを3分の1程度に圧縮してもらう事は出来ますが …
無職でも債務整理はできるのか?
職を失った方の中には、借金に困っている方も多いのではないでしょうか。借金が増えていく、でも職がないからどんどん状況が悪化してしまう。そんな時には、債務整理を考えたほうが良いかもしれません。無職の状態で…
税金や公共料金も債務整理の対象になるか?
債務整理を行なう事で、抱えてしまった借金の返済免除や一部免除などを行なってもらえます。 免除が一度決まれば、返済義務が復権するという事は絶対にありませんから 決定事項が覆る事はなく、借金返済義務の免…
債務整理を弁護士に依頼するメリット・デメリットについて
債務整理は1人で手続きをする事も可能ですが、プロである弁護士に借金問題の悩みを打ち明けることで、相談者に応じた返済プランを提案してくれるので、最適な整理方法を見出すことができます。 弁護士に正式に手続…
夫や妻が債務整理をすることによって家族にどのような影響があるか?
債務整理は、時に家族に負担を掛けてしまう事もあります。 任意整理の場合は、交渉などで借金問題の解決を図る事が出来ます。 その場合、債務者本人には何らかのリスクがありますが家族には何の影響もなく手続…
債務整理をする事によって発生すると考えられるリスクとは
債務整理にはリスクも付きまとっています。 そのリスクを全て取っ払って、借金を圧縮するという事は出来ませんから 債務整理の手続きを行なう場合は、そのリスクを十分に理解し受け止める事が必要なのです。 …
債務整理の無料相談について
皆様の中には借金の額が増えてしまい、これ以上借金を返済するのは不可能と考えている方がいらっしゃるかと思います。しかし、相談しようにもお金が掛かってしまうし何より今やっている仕事が忙しくて事務所まで足を…
奨学金は債務整理の対象となるか?
以前、親戚の息子さんから奨学金が返済できないため悩んでいるとの相談を受けたことがございます。その息子さんは大学から大学院まで進学したため500万円以上の奨学金を返済しなければいけません。そのため最悪の…
債務整理と破産の違いは何か?
大きな借金を抱えてしまった人が取ることが出来る手続きとして債務整理や破産がありますが、その違いについてあまり良くわからないという方が結構いらっしゃるのではないかと思います。いわゆる自己破産という手続き…
東京で債務整理の相談をする場合に重視するポイント
借金の額が自分の収入だけでは返済することができないほど大きくなってしまった場合は弁護士に債務整理の手続きをしてもらうことになります。 そして弁護士は基本的にどこかの法律事務所に所属しているので、弁護…
必見!債務整理の体験談※経験者が語る実態
債務整理をしようか悩んでいるけど、手続きは大変?その後の人生はどうなる?そんな不安がある方は実際に債務整理をした方の体験談を読んでみてください。リアルなレポート、必見です!